P1809-6T 八街観測点での植物生体電位観測異常

異常の状況
◎2018/08/23〜09/22 八街観測点における月間植物生体電位観測異常


異常の状況:9/10頃からTree-1, 2のベースラインが両方とも上昇し始めた。
        9/22 Tree-1でCharge/Dischaegeカーブを観測した。

【電離層擾乱異常データ】
札幌→鉾田


郡山→相模原


長野→沼津


【P1809-6T 予測情報】
後述の過去の経験則から10/31までに北海道、東北、関東地方のどこかでM=6以上の大地震が発生する可能性があります。
もし10/31までに対応地震が発生しない場合は経験則より12/31まで延長することがあります。



【過去の八街観測点での異常と相関地震】
・2011/3/11 東北沖 M-9.0前の八街観測点植物生体電位観測異常データ
・2011/3/11 東北沖 M-9.0の約2か月前からTree-1, 2のベースラインが上昇し始めた。


◎ 2018/09/06 胆振地方 M6.7 震度7の前兆現象
・下図は2018/5/1〜9/10の八街観測点での植物生体電位観測データ。
・7/28頃までは平坦であったが、その後地震発生後の9/7までTree-1, 2とも電位が徐々に下がっている。


【発生地震】
2018/10/12 13:15 千葉県北東部 震度4 M5.3 速報値


【検証結果】
経験則よりTBPの平均値が上がって下がり切った所で地震発生となります。
下図より下がり切った所で2018/10/12 13:15 千葉県北東部 震度4 M5.3 速報値が発生しており、これが対応地震と判断します。



【参考文献】
'03/5/26宮城県沖地震直前の植物生体電位観測データ
2011/3/11 三陸沖 M9.0 植物生体電位にて観測された前兆
中波帯 2 周波同時観測により捉えた 3.11 東北地方太平洋沖地震の前兆
・ 広島市立大学吉田教授 論文(和文)
電気通信大学 早川教授
・ 群馬大学本島教授 論文(和文)